虹色とうがらし 感想

どーもこんにちわ こんばんわ りくぴです。

タイトル通り舞台虹色とうがらしの感想を書いていこうと思います。

まず何故今なのかと言いますと
このご時世なかなか表立ってイベントに行った
ライブに参加した等言いづらい世の中だと自分の中で思ってる所があり大千穐楽から1ヶ月経過して何事もなければ書こうと考えていました。

結論から言うとあくまで自分の観測してる範囲内ですが悲しいお話は聞いていないので安心しています。

まだしばらく時間がかかりそうですが
早く元の世界に戻るよう祈っています。

さてここからは舞台の内容に触れていきます。
ネタバレはガンガンしていきますので
円盤で初めて見るつもりの方は是非とも後から見ていただけると幸いです。

まず全体の感想。
自分は9月3日の夜公演 4日の大千穐楽の二回観劇しました。場所はあうるすぽっとさん
過去に伊波さんが主演を務めた舞台「アンチイズム」と同じ所になりいな民にとってどこか懐かしいな所だなと思いながら足を運びました。
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フォロワーさんと合流しいざ入場。

会場では物販もありフォロワーさんは
伊波さんのサイン目当てに永遠と周回してました、、、(ブロマイドはやべえ、、、)
ステージを一目見た感想はデカい!
虹色を模したセットがかなり大きくステージに居座っていたので一体どうやって動くのかと不思議に思っていた所開演。


ただの虹だけのセットだと思っていたら
階段のように段を飛び越えていけるよう足場が組んでおり飄々と演者の方が駆け回ってました!
特に殺陣の時は凄まじく中央からやや前の方の席だった自分でも足音が聞こえるぐらい見応えがありました。
そのお陰か見た目以上に会場が広く見え
こういう使い方もあるのだなと一人感心していました(何様だ)

お話としては公式が言ってある通り
コメディありお涙ありのSF活劇!
深掘りをするのならば
七味、菜種達との兄妹愛、
バン艦長が持ち込んだ科学の力とその結果等
この時代だからこそ考えさせられるお話でよくまとまっていました。
観終わった後少し人に優しくなれるようなお話でした。

次から気になった役者さんや役の感想です

長江崚行さん(七味役)
今回の主演を務めた長江さん
七味が持っている普段はちょっと気が抜けている所と殺陣の時には颯爽と舞台を駆け回る格好良さの切り替えが素敵でした。 菜種の墓参りに
「菜種は 俺達兄妹が幸せにします。」と心を込めて真面目に話すシーンでは新入りだけども確かに兄としての背中を感じました。
七味は年の近い兄か友達としていてくれたら絶対楽しいだろうなぁと思いました。

荒井敦史さん(麻次郎役)
次男の麻次郎 一言いいでしょうか?

こんなお兄ちゃんが欲しかったァ~~~!!

失礼しました。
旅をしていたため
途中から菜種達と合流した麻次郎
確かな剣の実力とおおらかな性格が正にお兄ちゃん!(更に絵も書ける!)色気溢れる荒井さんが演じることによってたまらない役になったなぁと思います。

「菜種、幸せになれよ」

「おうっ!」

いな民の皆ならこれだけでわかってくれるはず……!

沢村 玲さん(浮論役)

今回の舞台で一番心を揺さぶられました。
初見は「なんだこの怪しい人物は……」となっていましたが物語中盤 正体がわかると衝撃でした。
幼い菜種を残しながら家を出た浮論。
一体彼がどれだけ菜種を思い過ごしていたのか。
生きるために手を汚してはしまうも彼の中にはずっと菜種がいる。
だからこそ最後のあの台詞
「菜種、達者で暮らせ!」が観客の心を揺さぶったのでしょう。
浮論のメイクはミステリアスな雰囲気でしたが
沢村さんはとても綺麗なお顔でいい意味で笑顔が可愛い人でファンの方がハマるのはわかるなぁと思いました。更には殺陣が初めてだったとのこと。
そんなことを微塵も感じさせない身のこなし方
天晴れです。
またTwitterで感想を呟いた所沢村さんのファンの方にも反応して貰えてこれもまた舞台の良いところだなぁと実感した所です。
もしも、うまく行ったのであればあのからくり屋敷で皆と仲良く暮らしていたのかな?と思うと心がきゅっと切なくなります。


松田賢二さん(将軍役)

自分はいわゆる特撮の仮面ライダーシリーズが
好きなので出演者の中に松田さんの名前が見えた瞬間に「お!仮面ライダー斬鬼にガルル!」と興奮しました(わからない人は検索してみましょう)
ご自身でもアドリブでそういうネタをしていて笑わせて貰いました

ダンディという言葉が似合う松田さんが
演じた将軍 実は菜種以外七味達兄弟の実の父。
普段は少しおちゃらけていて街の人からもしっかりしてくれと言われるような役柄なのですが
そこは将軍 締める時は締めます。
弟の貴光とけじめを付ける時に
大きな声で一喝。更には逆刃刀で蹴散らしていくシーン等芯のある強さを確かに感じました。

普段の姿と戦う時の姿の切り替わりが凄まじく
これはやはり松田さんでないと出来ない役だなと感じました。

松原凛さん(半蔵役)

身のこなしが忍者そのもの!
役ではなく本当に忍者ですよね!?と初見では叫びたくなりました。
お話では菜種達の一行を影から見守りつつサポートに徹する役。
悲しいことに命を失くしてしまうのですが
最後まで将軍に仕える忍者としてのこなしていました。

松原さんのTwitterを少し覗いたのですが
そこには相当絞ったのであろう肉体があり
役者としての信念を感じました。
俺も鍛えたい、、、

伊波杏樹さん(菜種役)

と言うわけで本命の伊波さんです
まずビジュアルが発表されたときから既にもう
「可愛い……」「美しい……」
「素敵……」の大渋滞。 
しかも聞けば菜種は
「ちょっと男勝りで素直じゃない女の子」とのこと。
はぁ~~~たまんねえ~~~~~~~~~~!!
ラジオ等で素の性格、話し方を知っているので
観劇の最中はもう全てに感謝でした。
この菜種という女の子
普段は主に兄弟達の面倒を見るお姉さんやお母さんのような要素を魅せつつも七味に対してだけは年相応の女の子のような姿を見せてくれます。
また菜種は一人だけ血の繋がってないであり
自身の生い立ちを知った時の伊波さんの悲しみと切なさに包まれた表情がとても素晴らしかったのを覚えています。

ええ、うまく話せなくてすみません、
正直に言います。かなり気持ち悪いことを言います。
僕は菜種が好きです。
菜種に恋をしたのかもしれません。
彼女の一挙一動から目が離せなかった。
彼女が笑うと僕も嬉しいし
彼女が悲しいときは僕も悲しい。
彼女が捕まったときには助けに行きたいと思えるほどでした。
でもそれはできない 彼女には兄弟達が、七味がいる。舞台を見て数時間。こんなにも心を揺さぶってくる女の子を演じた伊波さん役者として熟しているなと思いました。(何様だ)
山椒とじゃれあうシーンに役者としてではなく素の表情がチラリと見えて伊波さんの持つ優しさを感じてほっこりしたのは自分だけじゃないはず。

舞台GHOST WRITERから殺陣をこなしており
メインヒロイン役とは言うものの七味達、男兄弟にも引けを取らない剣捌きには思わず「格好良い……」とこぼしてしまうほど様になっていました。
いつもそうですが舞台が終わった後には「菜種役が伊波さんで良かったなぁ」と感じました

舞台の感想とは少しずれるのですが
今回メインキャストの方全員のサイン入りの台本と
サンシャインホテルさんの宿泊セットという
豪華すぎるプランがありもちろん予約。
なかなか伊波さんのサインはあまり出回る事がないなか今回のようなプランは嬉しかったです。
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(しんどい時に見返してる。大切にする。)

最後に

最近「何故自分は舞台やライブに足を運ぶのだろう」と考えていました。

楽しいから?
推しがいるから?
全部合っているのですが
一番しっくりきたのが「応援してる人の努力が報われる瞬間を見たい」だと気付きました。
虹色とうがらしもそうでした。
カーテンコールで客席から拍手を浴びて
やり遂げて満足に笑みを浮かべる伊波さんを見たい。最高のパフォーマンスをこなすあいきゃんも見たい。ラブライブシリーズの奇跡と夢と現実が混ざりあったあの空間を見たい。凄くシンプルでした。

来年でついに3と0の年になる自分ですが
そんなステージを
何度でも観て行きたいなぁと思いました。

そしてもし良かったら自分と
「舞台、良かったね」「ライブ最高だったね」と
話してくれると嬉しいです。